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音楽評論家、ミュージシャン、DJ、占い師:鳥井賀句の日々徒然のブログ
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7月15日(火)
35年ぶりに再結成されたフラワー・トラベリン・バンドのお披露目ライヴを原宿「クロコダイル」に観にいく。
2日間あって、なんと1日の入場料は100名限定で12000円(オードブル付き)ということ。オレは取材で入れた。9・17に待望の新作を出す彼らにインタヴューすることになっているのだ。
最初は近田春夫の司会でフラワーのヒストリーや裏バナシがメンバーから語られそれも面白かったが、2部は彼等のライヴでこれが凄かった。大昔に日比谷の野音で彼等のライヴを観たことがあるが、こんな小さなライヴハウスでかぶりつきで観れたのは最高だった。メンバーは皆60歳を過ぎ、シターラを弾く石間秀機など白髪のメンバーも多いが、やはりその演奏力は歳をとっても大したものだった。今回から元ハプニングス・フォーの篠原信彦が正式なメンバーとしてキーボードで参加している。結局ニュー・アルバムからの新曲が演奏されたが、アンコールでやった懐かしの「SATORI」は凄かった。なにせヴォーカルのジョー山中はあの高いキーを35年前と同じ高さで、音程を下げることなく見事に歌いきったのだ。ツェッペリンの再結成では、ロバート・プラントはキーを下げて歌っていたのに、ジョーの歌唱力は素晴らしい。既に海外からツアーのオファーも来ているというが、35年後の今、最後の日本ロックの大物、フラワーが再結成することにより、本物のロック・バンドの力量を今の世代に知らしめることになるだろう。
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鳥井賀句