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音楽評論家、ミュージシャン、DJ、占い師:鳥井賀句の日々徒然のブログ
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11月7日(金)
★9・14に日記書いてから、もう2ヶ月たってしまった。この間に観たライヴは9・15のDIAMOND YUKAI(渋谷BOX),9・26のSHHENA&THE ROKKETS(渋谷DUO),10・4の渚ようこ(新宿コマ劇場)、10・5のFLOWER TRAVELIN’ BANDとJOHNNY,LOUIS&CHARの合同復活コンサート(日比谷野音)など。シナロケにはRCのCHABOさんがゲストで登場して、シナロケと「雨上がりの夜空」を歌って感激。CHABOさんとはホント、10年ぶりくらいに再会したが、いつまでも変わらないナイス・ガイだ。渚ようこの初の、そして取り壊されるのでラストの新宿コマはほぼ満員で、大成功。コンサートの感想は11月20日売りの「ミュージック・マガジン」に書いた。10・5のフラワーの再結成は、やはりJOEさんのVOCALが素晴らしかった。JOEが満員の客席を見て思わず涙を流していたのを観た。60歳を過ぎても素晴らしい真のロッカーだ。
★その他にも、毎月15日(60組)くらいは「青い部屋」で色々な新人やアングラな人たちのライヴを見ているのだが、たまに凄い歌を歌う人に出会い、心をわしずかみにされることがある。今年の夏以降、ボクがBOOKING担当になってから観た中では、LOACHというシンガーが凄い。外見は普通なのだが、声がまるでスライダーズのハリーみたいで、歌詞がディランのように鋭く突き刺さる。特に現代のせつな的な少女たちに歌いかけた「メリーさんの羊」は凄い歌だ。あと新人オーディションで登場したSADY&MADYという、VO&アコギとドラムの2人組は、まるでプログレッシヴ・フォークという感じで、VOCALの人の独特な歌詞世界がとてもいい。その他にも20歳でボトルネック・ギターでブルースやアメリカン・フォークを歌う知花という女の子や、最近知り合ったCHIGUOという女性版SIONみたいな女性シンガー&ソングライターのヴォーカルにもぐっときた。

★色々やりたいことが山積みなのだが、日々忙しく過ぎてしまう。とりあえずPEACOCK BABIESのファースト・アルバム用の全15曲を録り終え(一発録りスタジオ・ライヴ)、今はミックスの最終段階。エンジニアのISAOくんが仕事が早く、直感が鋭いので想像以上の出来になったと思う。勿論、最少予算でやっているので、金と時間がもっとあればいくらでも更に良いものができるのだが、なにせ10万円以下の予算で作っているんだからね。

★小室哲哉サギ逮捕、オバマ黒人初の大統領誕生など、ニュース欄が騒がしいが、小室のひと月の生活費が800万円、家賃280万円ときいて、驚いた。結局売れていたバブルの頃の金銭感覚が捨てきれなかったんだろうな。借金が10億もあるのに、なんで1ヶ月に800万円も使っていられるのか、その感覚のズレが今回のような事件を引き起こしてしまったんだと思う。オバマはオレも支持していたが、黒人が大統領になったと言っても、そう簡単にアメリカは変わらないと思う。一番危惧されるのは、アメリカ南部の方にいるKKKなどの人種差別主義者などが、彼を暗殺することだ。既に未遂事件も起こっているのだから。
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鳥井賀句