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音楽評論家、ミュージシャン、DJ、占い師:鳥井賀句の日々徒然のブログ
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11月14日(月)
THE WHOを武道館に観にいく。席は1階のピート寄りで、肉眼でもステージが良く見えた。04年の初来日時に横浜で見て、やはり彼らのライヴの凄さに感動したオレだが、今回は見るなら、やはり武道館で見たかった。このサイズ以上のアリーナ公演は、ストーンズにしろ、フーにしろ、フィルム・コンサートを見ているようで、どうも気分的に乗り切れない。ピートは黒のスーツの上下にポークパイ・ハットに黒いサングラスと、ギャングスター風でかっこよかった。殆どキャンディ・アップル・レッドのストラトキャスターを弾いていた。あの腕をブンブンと振り回すしぐさも健在だった。ロジャーはベストを着込み、薄い青のジョン・レノン風の丸いサングラスをしていた。少し声が枯れていたが、やはり声量は凄い。前回見て感心したリンゴ・スターの息子、ザック・スターキーのキース・ムーンばりのパワフルなドラミングも良かったが、前回観た時よりも、ドラムの音が小さいように感じたのが不満点だ。ベースのピノ・パラディーノはテクはあるが、ただ棒のように突っ立っているだけで、存在感は薄い。ジョンならもっとカッコよかったぜ。サイド・ギターとコーラスでピートの弟のサイモン・タウンゼントと、キーボードに昔フリーとやっていたラビットが参加しての6人編成。
ステージ後方には彼らの歴史的なフィルムや曲にあわせた画像が映し出され、選曲も代表曲はほぼ網羅されていたが、中盤には後期のややマニアックな選曲も。個人的には「マジック・バス」が聴きたかったけど・・・前回のように、ピートがギターを壊したりもなく、むしろ整然と行われた感じのコンサートだったが、やはり、THE WHOの曲の派手なイントロが始まると、ワクワクせずにはいられなかった。ビートルズ、ストーンズと並ぶ、ブリティッシュ3大バンドは、やはりTHE WHOであるのだから。歳は取ったとはいえ、やっぱりTHE WHOは素晴らしいバンドだ。横浜アリーナより「NAKED EYE」が1曲多かったそうだ。

17th November, 2008
THE WHO LIVE AT BUDOKAN

Can't Explain
The Seeker
Anyway Anyhow Anywhere
Fragments
Who Are You
Behind Blue Eyes
Relay
Sister Disco
Baba O'Riley
Eminence Front
5:15
Love Reign O'er Me
Won't Get Fooled Again
My Generation
Naked Eye

Encore:

Pinball Wizard
Amazing Journey
Sparks
See Me Feel Me
Tea and Theatre

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鳥井賀句