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音楽評論家、ミュージシャン、DJ、占い師:鳥井賀句の日々徒然のブログ
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6月9日(月)
6月から「青い部屋」のBOOKINGマネジャーを任されることになって、一月に15-20本くらいのLIVEを入れることになったんだが、1回のLIVEに4アーティストを組むから、約60以上のアーティストに連絡をつけねばならず、これがかなり手間のかかる仕事だ。出て欲しいバンドのスケジュールがあいていなかったり、たとえばヴォーカルはOKでも、ドラムの人が仕事でNGとか、そんなのが多い。バンドは大体メンバーが4,5人いるから、全員の返事をもらえるまで3,4日待たねばならない。で、4日たっても、結局NGが出ると、また次の候補に打診するという、凄く時間のかかる作業なのだ。やはりこちらとしても、音楽性の高い魅力的な人たちに出て欲しいから、誰でもいいというわけではない。そういう魅力的なアーティストを見つけて来て交渉して、1個のイヴェントを組み、それが上手く行った時は、とてもハッピーな気分になる。
 先週の週末に3本のイヴェントを組み、なかなか評判が良かった。まず6月6日(金)に「野良猫ROCK」というガレージ、R&R系のイヴェントのVOL1をやった。DJは元ファントム・ギフトのチャーリーがコアなR&Rをかけまくり、LETS GOES,VIVIAN BOYS,PLAYHOUSE,BOOGIE BOY IKUTOの4組がそれぞれ手ごたえのあるゴリゴリのR&Rやブギーをガツンとぶちかましてくれた。特にキャロルやクールスのスピリットを受け継いでいるPLAYHOUSEと、ブギー一筋に20年の、BOOGIE BOY IKUTOが圧巻だった。凄くディープな自分のスタイルを持ち、かつ半端なく歌い演奏する。
 7日の土曜日はこれも新シリーズの第1回目で、「歌謡曲最前線」というネオ歌謡曲やGS系のイヴェントをやり、ギャランティーク和恵、田渕純というメチャ歌の上手い本格的な歌謡シンガーを迎え、オレたち歌謡パンクのPEACOCK BABIESと、東京タワーC子が出た。この日DJのサミー前田の取材で、テレ朝のショコタンの番組が取材に来て、DJのビート歌謡曲にあわせてフロアーが踊り狂うという、ハプニングもあって、大いに盛り上がった。
 8日の日曜日にはこれまた新シリーズVOL1で、「MOJO WORKIN’」というR&B,ブルース系のイヴェントをやり、若手R&B系のTHE TRAMP(松江サキの黒っぽいVOCALと高い演奏力)、GEORGIA ON MY MINDS(コンカオリのシャウト・ヴォーカルとJBマナーのバカテクのバンド)、BIT OF PRESUREという大学の軽音楽サークルっぽい、ホーンセクションの入った若手R&Bグループ、そしてトリが元ダイナマイツの瀬川ヒロシ率いるTRAVELLING OCEAN BLUEBIRDSで、年代モノの熟成ワインのような瀬川さんのソウルフルなヴォーカルとブルージーな演奏を目一杯楽しんだ。
 今後もこの「野良猫ROCK」、「歌謡曲最前線」、「MOJO WORKIN’]という3つのイヴェントをシリーズ化させて行きたい。この3日間、どの日も素晴らしいアーティストのライヴを堪能した良き日々であった。

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鳥井賀句