忍者ブログ
音楽評論家、ミュージシャン、DJ、占い師:鳥井賀句の日々徒然のブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

3月28日(日)
★4月になれば、彼女は・・なんて思わせぶりなタイトルだが、サイモン&ガーファンクルの曲にそいういうのがあったので、使ってみただけ。正確には4月になれば、彼女が現れるのか・・・といったところか(笑)

★土曜日のブルベはGOLDENのレコ発で、なんと彼らは50人もお客さんを動員し、全部で75人も入って大盛況であった。彼らはサイレント・タングの頃からブルベの常連で、ずっと応援してきたバンドだが、ギター、マンドリンを弾きながら歌う斉藤浩太のエモーショナルな表現力と、レナード・コーエンやニック・ケイブにも通じるシュールでエキセントリックな歌詞の世界、そしてジョン・スペンサーにも通じるオルタナティヴな音楽性がアメリカでも認められ、アメリカのツルミ・レコードというところから、LPとCDが発売された。個性も実力も持ち合わせた素晴らしいバンドである。

★最近、両手の指先にしびれ感を感じ、病院へ行ってレントゲンを撮って見たら、以前に痛めた頚椎の骨が弱くなっていて、一種のカルシウム不足のような状態になっているという。パンやパスタばかり食べていても、そうなるのだそうだ。パスタや麺は毎日食べているもんなあ。大原麗子が、手足に力が入らなくなる、ギランバレー症候群にかかっているそうだが、それではなくてよかった。とりあえず、大量のカルシウムとビタミンBとCを処方された。

★50も過ぎると、新しいものより、過去に体験したものを、再度検証というか、味わいなおすというか、また再検証してみたくなってくる。過去にアナログで散々聴いたロックのアルバムを、最高の音質と言われるSHM-CDで聴きなおしたり、チャンドラーの名作「ロング・グッドバイ」やフィッツジェラルドの「華麗なるギャッビー」を新たな村上春樹訳で読んでみたり・・といった具合。最近よく聴いているのは60年代のオールディーズ、60年代のブリルビルやティンパンアレー系の職業作曲家の書いたヒット曲を集めたオムニバス盤とか、60年代のビーチ・ボーイズやプレスリーやロイ・オービソンとか。こないだナミダ・ボーイズに曲を書いてから、他人のためにいわゆるヒット・ポップスみたいな曲を書きたいと思うようになってきた。歌謡曲もアメリカの60年代ポップスも、実に職人芸なのだな、これが。最近になってやっとそういう音楽の構造的なことが判ってきた気がする。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
鳥井賀句