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音楽評論家、ミュージシャン、DJ、占い師:鳥井賀句の日々徒然のブログ
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4月5日(日)
★ボクの昔からの悪ダチに、室矢憲治という音楽評論家、翻訳家がいて、彼は60年代に既にアメリカに渡り、アレン・ギンズバークらのビート詩人や、グレートフル・デッドのジェリー・ガルシアに会ったりしてきた人物だ。いわばビートニクやヒッピー時代の生き証人みたいな人なんだが、いつも飄々と言うか、ラリラリというか、とにかくナチュラル・ハイなゴキゲン・オヤジなのだ。オレのほうが、もう少しクールでカッコつけてる(笑)。その彼と3日に新百合丘の川崎アート・センターというところで、マーティン・スコセッシ監督のストーンズ映画『SHINE A LIGHT』の上映会で、ストーンズに関するトークショウをやった。が、トークショウというよりも、2人のロックオヤジのかけあい漫才みたいになってしまって苦笑。ザ・バンドやジャニスの出る「フェスティヴァル・・エクスプレス」等の3本立てロック映画のオールナイト会場で、弾き語りと、トークショウ付の企画をやってしまう、この川崎アートセンターは、新百合丘市の予算で運営されているらしいが、実にうらやましい町だと感じた。

★昨日の4日は、ボクも時々トークショウをやる原宿のTOKYO HIPSTARS CLUBで、金坂健二という60年代変革のアメリカを精力的に撮っていた写真家、映像作家の展覧会でムロケンが喋るというので、それを聴きに行った。金坂さんとはボクも生前何度かお会いしたことがあるが、彼の『地下のアメリカ』、『幻覚の共和国』という本は、当時アメリカのカウンター・カルチャーの裏側を知るバイブルのような本だった。貴重な写真の数々が展示され、ムロケンが60年代カウンター・カルチャーについてわかりやすくレクチャーする夜だった。終了後、原宿のタイ料理屋でムロケン、赤塚フジオさんの娘さんと飲んだ。

 

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鳥井賀句